ウーバーイーツで頼んでみたい。だけど、高いんじゃないの?
たまに注文するんだけど、結局いくら払ってるかわからない。
という方のために、ウーバーイーツに掛かる費用についてまとめます。
なお、この記事は2020年5月現在の情報です。
ウーバーイーツは頻繁に料金改定を行うため、アプリにて詳細を確認されることを推奨します。
ウーバーイーツを注文するのに必要な利用料金
ウーバーイーツを注文するためには利用料金が必要です。
費用の計算方法は慣れないと複雑。とはいえ、アプリ側で自動計算してくれるので自分で計算する必要はないですけれど。
ウーバーイーツ注文に必要な費用は以下の2種類です。
配送手数料
料理を出前してもらうのに必要な配送料です。宅配でいうところの運賃です。
一律ではないところも宅配と同じです。
お店からの距離に応じた従量制になっていて、100円~350円が必要。
いくら必要かは、注文前にお店を選ぶ時点で明示されていますので安心です。
主にお店からの距離で決まるのですが、配達員の少なさ(供給量)や繁忙期(需要)などで臨機応変に変化していきます。
いずれにしても、事前に明示されています。
サービス料
サービス料はウーバー社に払うマージンだと考えてください。
注文の金額に対して10%です。
ただし、注文金額が700円未満の場合は10%に加えて150円の追加サービス料がかかります。(システム上の表記は「少額注文における手数料」)
例えば650円の注文ですと、65円のサービス料+150円の少額手数料、計215円のサービス料となります。
700円の注文だと70円のサービス料ですので、700円未満の注文をするかどうかは考える余地ありです。
結局いくら掛かるのか
例えば1,000円の注文だとして、配送手数料が250円とした場合、
1,000+250(配送手数料)+100(サービス料)=1,350円
2,000円の注文、配送手数料が200円とした場合、
2,000+200(配送手数料)+200(サービス料)=2,400円
注文金額に加え4~500円かかるイメージで良いと思います。
利用料金として明示されていない費用
ここが実はキモなのですが、利用料金として明示されていないコストが発生します。
それは、
料理自体の単価
です。
これはお店によって様々ですので一概には言えませんが、多くのお店で店内で飲食するよりもウーバーに掲載している価格のほうが高くなっています。
もちろん同じ料理の話です。
これはレストランがウーバー社に払う費用の一部を注文者に付加しているということです。
上記の通り一概には言えませんが、経験上ではざっと20%程度高い感覚です。
ですので、お店で頼むと2,000円の注文であれば
2,000+400(メニューに付加分)+200(配送手数料)+240(サービス料)=2,840円
くらいになります。
ではウーバーイーツは高いのか安いのか
これは結論から言ってしまうと
【人によって違う】
ですね。
【料理という商品の購入費用】
そう考える人にとっては極めて割高ですし、ウーバーイーツは使うべきではありません。
ご自身で食べに行くか、買いに行くべきです。
【ウーバーイーツ】と【出前】を混同すると高く感じるのではないでしょうか。
【他人にお使いを頼む対価、工数】
そう考える人にとっては逆に極めて安価と言えます。
上記の例で考えると、
2,000円の料理を、他人を使って家まで届けてもらうのに、わずか840円しかかかりません。
仮に家から出てレストランに行って帰るまでを30分としましょうか。
業務としてBtoBで頼んだら最低でも2,500円は必要です。(1人日40,000円として)
他にも例えば、高校生の甥っ子捕まえて「三宮の王将までパシってくれ」と頼んだら1,000円くらい握らせますよね。
それが赤の他人(大人)を使って家まで持ってきてもらう費用が840円ですよ。
激安じゃないですか?
(ウーバーを始めとするシェアリングエコノミーはお店の用意しているサービスではなく、時間やスキルが余っている人をシェアしましょうという取り組み)
単純に工数だけを考えても安いですが、それ以外にもこんなメリットがあります。
『女性の人で、ご飯を食べに行くために着替えたりお化粧としたりという時間と手間と費用を節約できる』
『病気や怪我をしていたり、外出できない事情のある人が、手数料を支払えば何百もあるレストランの中から好きな食事を楽しめる』
そういったことに価値を感じて、その対価だと考えるならウーバーイーツほどコストパフォーマンスの高いサービスはないと思います。社会的な価値もあるサービスですね!
結論
ウーバーイーツには上記で説明させていただいたように、
利用料金と、若干上乗せされたメニュー代金がかかります。
それは得られるメリットと比べれば非常にお得ではないでしょうか。
出かけるのは面倒だけど、家で作るのも面倒なとき、
ちょっと遠くのお気に入りレストランの料理を食べたいとき、
家から出たくても出られないとき、
ウーバーイーツという新しい枠組みでお食事を楽しんでみてはいかがでしょう。
シェアリングエコノミーって凄いですね。
ちょっとした時間が空いている人、ちょっとしたスキルのある人、そういう人と困ってる人をマッチングさせることによって今までは不可能だったサービスを提供することが出来る。
民泊とかカーシェアもそうですよね。
社会のリソースを有効活用する意味でももっと広まればいいなと思います。
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